いよいよYahoo!のGoogle検索エンジン搭載が
年内に実施されそうな気配ですね。
これで不安定なYahoo!検索エンジンと
サヨナラできるかと思うと、
Googleで上位表示できているサイトが
2倍オイシクなりそうで、
私としては楽しみでたまりません。
ところで、最近Yahoo!のAPIが変更になる、
という発表があって、
SEO関連のツールを作っている方たちが
右往左往しているようです。
中には、Yahoo!のlink:コマンドや
linkdomain:コマンドがなくなる、
というメルマガを送っている人もいるのですが、
以下を見てもどこにもそんなことは書いてありません。
http://developer.yahoo.co.jp/newslist/12月1日に Web API の仕様が変わる、
とは書いてありますけど
それは API の話です。
以下の変更箇所を見ても、
バックリンク関係のものはなさそうです。
http://developer.yahoo.co.jp/webapi/search/websearch/v1/websearch.htmlこうした検索エンジンの大きな変更は、
実際に変更されるまでどうなるかわかりません。
心配してRKEやオールドドメイン調査ツールは大丈夫なのか?
とメールを送ってくる人もいるのですが、
まずは落ち着いて、変な情報に惑わされないようにしてください。
だいたいRKEやオールドドメイン調査ツールは
Yahoo!のAPIを使っていないので、
APIが変わったからといって
それだけでバージョンアップする必要はないのです。
ただ、そうは言っても、
これだけ大きな変更があるのですから
影響がないわけはない、と思っています。
今、私が一番ありうる、と予測している変化は、
link:コマンドはなくならないが、
その調査結果がGoogleのものになるのではないか、
ということです。
link:コマンドは、
競合サイトのバックリンクを見るコマンドですが、
これまでGoogleよりもYahoo!の調査結果の方が
正確な状況を反映している、とされてきました。
本当はYahoo!の調査結果だって
すべてのバックリンクを反映しているわけではないのですが、
Googleは明らかにインデックスしているバックリンクをすべて
表示していないと思われます。
なので、今後、バックリンクで競合の状況を見るやり方は
変更を余儀なくされるかもしれません。
しかし、たとえそうなったとしても
すべての人にとって条件は同じです。
環境が大きく変化しても
その環境に適応していける者だけが
生き残るのです。
キーワードアドバイスツールがなくなったときも
いくつかのサービスやツールがつぶれましたが、
RKEのように生き残ったツールもあります。
生き残れるかどうかは、
唯一の情報源に依存しているかどうか?
にかかっています。
今回の大きな環境の変化を
チャンスととるかリスクととるかで
皆さんの取るアクションも
変わってくるはずです。
私はどんな変化が来ても
それが大きければ大きいほど
大きなチャンスだ、と考えていますので、
ぜひ安心して推移を見守っていてください。
ところで、
様々なメルマガを読んでいて
ひとつだけ「確かにそれは言えるな」
と思ったことがあります。
Yahoo! APIの変更は12月1日なので、
それに合わせてYahoo!のGoogle搭載が
実施されるのではないか、ということです。
なので、あくまで私の予測ですが、
Yahoo!の現在のlink:コマンドが使えるのは
11月いっぱいかもしれません。
なので、11月中に
今後1年分のサイト作成用のキーワードの
競合状況を調べてしまおう、
という人もいると思います。